この記事を読むことで、
- wafとは何か?
- エックスサーバーでwaf設定のやり方
を知ることができます。
WAFの設定は、この記事を読むことで確実にわかるので大丈夫です。
WAFを設定していると、設定していないとではセキュリティー面で天と地。必ず設定しておきましょうね。
この記事を書いているぼくは、
こんな人です。
こんなひとです。
wafとは?
waf(ワフ)とは、Web Application Firewall (ウェブアプリケーションファイアウォール)の略。
ウェブアプリケーションの保護に特化したセキュリティ製品のことなんですね。
ウェブサイトを狙った攻撃から、サイトを守ってくれる存在がwafというわけ。ブログを安心して運営していくうえでセキュリティー対策は欠かせません。
というわけで、waf(ワフ)は、重要なわけなんですね。
エックスサーバー|waf(ワフ)の仕組み
ハッカーからの攻撃がないか検査・解析などして、存在した場合は遮断するわけですね。この一連の動作をするのがWAF(ワフ)の仕組みです。
WAF(ワフ)の基本防御は、シグネチャ。シグネチャは、検出ルールに基づいて各種データを検査しつつ攻撃を検出します。
シグネチャには2種類あり
- ホワイトリスト
通信内容がルールに基づいていなかった場合に防御 - ブラックリスト
通信内容がルールに一致した場合に防御
上記のとおり。
waf導入で攻撃を防ぐ|エックスサーバー6つの項目から見る
必要のない方は、次に進んでいってください。
エックスサーバーwaf設定|XSS対策 (クロスサイトスクリプティング)項目①
javascriptなどのスクリプトタグが埋め込まれたアクセスについて検知するのが『XSS対策』です。
【不正アクセス例】
- クッキーの不正取得、セッションハイジャック
- フィッシングサイトなどへ誘導など
【ターゲット】
- 掲示板やブログシステム
- アプリケーション全般
エックスサーバーwaf設定|SQL対策 (SQLインジェクション)項目②
SQL構文に該当する文字列が挿入されたアクセスについて検知するのが『SQL対策』です。
【不正アクセス例】
- データベース情報の漏洩や書き換えなど
【ターゲット】
- データベースを利用した会員サイトやアプリケーション全般
エックスサーバーwaf設定|ファイル対策(ファイル不正アクセス)項目③
.htpasswd .htaccess httpd.conf等、サーバーに関連する設定ファイルが含まれたアクセスを検知するのが『ファイル対策』です。
【不正アクセス例】
- ファイルに不正アクセスや乗っ取りなど
【ターゲット】
- 画像アップロード機能付き掲示板
- ファイル操作がおこなえるアプリケーション全般
エックスサーバーwaf設定|メール対策 (メールの不正送信)項目④
to、cc、bcc等のメールヘッダーに関係する文字列を含んだアクセスを検知するのが『メール対策』です。
【不正アクセス例】
- 大量メール送信など
【ターゲット】
- メールを送信する機能を備えたアプリケーション
エックスサーバーwaf設定|コマンド対策 (コマンドアクセス/実行)項目⑤
kill、ftp、mail、ping、ls 等コマンドに関連する文字列が含まれたアクセスを検知するのが『コマンド対策』です。
【不正アクセス例】
- サーバーの重要な情報の盗み
- コマンドを不正実行など
【ターゲット】
- PHPやPerl等で作成されコマンド実行を利用するアプリケーション
エックスサーバーwaf設定|PHP対策(PHP関数の脆弱性)項目⑥
session、ファイル操作に関連する関数のほか脆弱性元になる可能性の高い関数の含まれたアクセスを検知するのが『PHP対策』です。
【不正アクセス例】
- セッションの書き換えや会員ページへのアクセスや乗っ取り
- サーバー乗っ取り
【ターゲット】
- PHPを用いたアプリケーション全般
上記のとおり。
- waf設定であっても100%安全を保障するものではありません。
- アプリケーション脆弱性に対する最低限の予防策
- 最新バージョンのアプリケーションの利用やセキュリティ対応が必要
- waf設定を設定したことによる不具合等
wafの設定は自己責任で行いしましょう。
※エックスサーバーwaf設定の変更後は、反映まで1時間程度かかる場合があります。
エックスサーバーwaf設定のやり方|5ステップ
それではwafの設定のやり方を解説していきます。画像を使いながら説明していきます。
では、はじめて行きましょう♪
エックスサーバーwaf設定|サーバーパネルにログイン①
エックスサーバーのサーバーパネルにログインすると、サーバーパネルが表示されます。
エックスサーバーwaf設定|サーバーパネルでセキュリティー設定②
- セキュリティのところの『WAF設定』をクリック
エックスサーバーwaf設定|ドメイン選択画面で設定③
- WAF設定したい対象ドメインのところにある『選択する』をクリック
エックスサーバーwaf設定|waf設定画面でそれぞれ設定④
設定項目が全部で6つあります。
- 全部オフにチェックが入っているので『ONにチェック』をいれます
- 『確認画面へ進む』をクリック
- 変更前と変更後の設定を確認して、『設定する』をクリック
エックスサーバーwaf設定|WAF設定終了⑤
すると画面が切り替わり設定終了です。
wafとは?|エックスサーバーwaf設定のやり方も解説【まとめ】
今回は、waf(ワフ)とは何かを詳しくお伝えしました。
エックスサーバーでwaf6つの設定することによって、サイバー攻撃などを防いでくれますし、今後のブログ運営を安心して行うことが出来ます。
セキュリティー面で重要なポイントなので、設定は必須ですよ。
おわりに重要ポイントをまとめておきますね。
- XSS対策 (クロスサイトスクリプティング)
- SQL対策 (SQLインジェクション)
- ファイル対策(ファイル不正アクセス)
- メール対策 (メールの不正送信)
- コマンド対策 (コマンドアクセス/実行)
- PHP対策(PHP関数の脆弱性)
上記6つの設定が必須ですよ。
とはいえ、
基本的な最低限の機能なので、100%安全とまではいきません。
waf機能と他のセキュリティ対策とを合せながらブログを運営を行いましょう。
ではではまた。asuhareでした。